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女性の薄毛や抜け毛を、毛髪再生医療で治療する

薄毛や抜け毛の悩みを抱える女性の増加に伴い、薄毛外来や皮膚科では外用薬や内服薬による治療や発毛・育毛を促す治療法が行われています。
最近は、さらに一歩進んだ毛髪再生医療による治療を実施する医療機関も少しずつ増えてきました。
今回は、毛髪再生医療とはどのような治療法なのか、どのような種類があるのか、詳しく紹介していきたいと思います。

 

毛髪再生医療とは「毛髪を再生させる」治療

毛髪再生医療とは、その名の通り、その人にもともと備わっている再生機能を活かした治療法
毛髪の最新の治療法として注目されています。
これまでの薄毛治療に使用する薬剤は、患者の体質に合わないもの、副作用が起こるリスクを伴うもの、薄毛の原因によっては期待されるような効果が見られないものもありました。
一方、毛髪再生医療は薄毛の原因に関係なく発毛効果が期待できる特徴を持っています。
この治療では薄毛の原因に関係なく、毛髪を再生するために必要とされる成長因子を頭皮に注入し、健康な毛髪を再生させることを目的としています。

 

毛髪再生医療の種類と特徴は?

近年注目されている毛髪再生医療には、医療法や薬剤により、いくつかの種類があります。
現在、薄毛・抜け毛を改善するために採用されている治療法のほか、研究が進められている治療法もあるのです。
いずれにしても、毛髪再生医療は「毛髪を再生させる」ことを目的とした治療法
女性の薄毛・抜け毛の治療としてその効果が期待されています。

 

・HARG療法について

HARG療法(ハーグ療法)は、薄毛治療専門の医学博士である福岡大太郎氏の開発による毛髪再生医療です。
「HARG」とは、「毛髪再生医療」を表す言葉で、英語で「Hair Re-generative theraphy」、この頭文字をとった呼び方。
HARG療法は、年齢や性別、薄毛や抜け毛の原因などに関係なく、高い発毛率が期待されている治療法で、髪の発毛を促す成長因子、アミノ酸、ビタミンなどの成分が配合されたHARGカクテルを頭皮に注入します。
この治療は1カ月に1回、全6回で1クールです。
薄毛や抜け毛の症状を持つ多くの人が、1クール(約6か月)の治療で発毛が始まり、1年程度で髪の毛が増えていることを実感するようです。
HARG療法による治療法を検討している人は、この治療法が導入されている病院やクリニックでカウンセリングを受けると良いでしょう。

 

・グロースファクター再生療法

グロースファクター再生療法は、薄毛や抜け毛の要因とされる成長因子の不足に着目した先進的な再生医療として注目されています。
女性の薄毛や抜け毛、男性のAGA (男性型脱毛症) の改善を目的とした治療法です。
アメリカのBENEV社製の成長因子カクテルを頭皮に塗布して、小さな針がついた医療用のスタンプを頭皮に当てて、浸透させる治療法です。
現在、医療機関でのみグロースファクター再生療法が認められています。

 

・iPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた毛髪再生医療

iPS細胞は現在も研究が盛んに進められており、毛髪を生成するのに根本となる毛包を部分的に再生する細胞として注目されています。
iPS細胞を用いた毛髪再生医療が行われるようになれば、頭皮で毛髪を作るための機能が働くなってしまった人の毛髪を再生できる可能も
また、現在は難しいとされる養毛剤や育毛剤などの開発が可能になるであろうと言われています。
これまで、薬剤を用いても発毛・育毛の効果が実感できないかった人や、頭皮環境や体質に合わなくて薬の処方ができなかった人にも、iPS細胞を用いた毛髪再生医療は、おおいに希望が持てることでしょう。